NPO法人里山がっこうで知り合った奥村さん。
奥村さんは今、石川町で農業で自立の道を模索している。
奥村さんは勉強会で知り合った大内さんの紹介で、石川町に移り住んだ。
奥村さんの受け入れをお手伝いされた大内さんは、自宅で農園ファームを営んでいる。
その農園ファームは「やい子ばあちゃんの家」といい、地元ではかなり有名な施設だ。
大内さんは牧場、田んぼ、トマト園などを所有。
「やい子ばあちゃん家」は古民家を改築し、二階にレストランを作った。
地の利を生かし、コース料理やおこわや和菓子の加工も行っている。
昨日は友人の樋口さんと一緒に、コース料理をいただいた。
ビールとワインを持ち込み、やい子ばあちゃんを囲んで会食がスタート。
誰が仕切るというわけではないが、お話をするかたにみんなが興味を持ち聞きいる。
その空間はまるで、時間がとまったような感覚を覚えた。
今まで味わったことのない異次元に間違いなくシフトしていた。
翌日は石川町でサイクリングの大きな大会が開催されていた。
石川町のサイクリングコースはアップダウンにとみ、複雑なコースは多くの自転車ファンに人気があるのだという。
奥村さんとやい子ばあちゃんにいただいた、たくさんのお土産を車に積みこんで、サイクリングコースを迂回して、家路に向かった。
349沿いの山々は静かに時を刻み、そこに住む人たちの豊かな香りを感じながら僕たちは車を走らせた。
私は、ふと心の中でつぶやいた。
「福島っていいな~」
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