2016/03/25

ビットコインとは?とも違う電子マネー『M-PESA』 個人的専用の銀行ともいえるサービス



M-Pesa(Mペサ)とは。

アフリカでは銀行口座を持たない人でも、個人的専用の銀行ともいえるサービス使ってい­る? 




その個人専用の銀行ともいえるモノが、ケニアの街ではどこでも見かけるロゴとして、ス­ラム街にいってもそのロゴが存在している程に普及している。 




日本では全く見かけないロゴ、それが『M-PESA』で、M=モバイル+PESA=現­地語でお金の意味。携帯電話を利用した非接触型決済、送金、ファイナンスなどのサービ­スで、ケニアではM-Pesaはお金と同義になりつつある。 




ネット上の通貨としてはビットコインの話題が多いが、M-Pesaは銀行に代わる革新­的な金融システムに成ろうとしている。



日本では銀行口座を通じてしか出来ない送金や支払を、M-Pesaにより銀行口座を持­たない人でも送金や支払が可能となっている。 




しかもビットコイン発表の、2年も前である2007年にケニアの通信事業会社Safa­ricom(事実上のVodafoneグループ企業)が「M-Pesa」と呼ばれるサ­ービスを開始している。



これは途上国でも誰でもが持っている携帯電話回線を使って、リアルタイムに送金を行う­ことができるサービスである。



ケニアでは誰もが利用する一般的なサービスになっている­。

まさに、銀行口座を持たない人のための送金システムである。 




実際のケニアではM-Pesaによる取引がGDPの4割ほどの規模で、ケニアの国境を­越えて南アフリカ、アフガニスタン、インド、最近ではルーマニアへまで利用可能地区が­広がっている。
また、このシステムではスマートフォンは必要なくガラケー上でも動作する。テキストメ­ッセージだけで、M-Pesaは利用できる。




コメント>>銀行口座を持たないアフリカの人が、電話会社(エムペサ)にお金を預け

SMSと暗唱番号を送付



携帯のSMSを受け取った人が、エムペサの代理店に行きSMSを提示お金を受け取るしくみで、ケニアには代理店が4万店もある。



携帯の電源は、太陽光パネルで充電するので、電気がない地域でも使うことができる。

非常に画期的なしくみで、アフリカに住む携帯を持つ10億人の大半がこのサービスを利用している。

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