2014/04/20

混迷の時代に生きる。

利権や資本主義のしわ寄せは
様々なところで露呈している。
テレビなどの媒体はこぞって、何ができなかったか?
の問題点ばかりを報道する。

フレームワーク自体、自分さえよければという社会からは
問題ばかり生まれるのは、ある意味必然といえる。

豊かさを実現するはずが、
生きるために必要な真実がねじまげられ
人間本来の協力しあう社会が崩壊する危機する局面を迎えている。

先日、私は農家の方のお手伝いをさせていただく機会があった。
そのかたは、地元のお世話をされるリーダー的存在だ。

人のお世話をされる方は、自分の仕事に手を
貸してほしいと仲間に言うのは遠慮があるのだろう。

70近いご夫婦が、力仕事をすることだけでも
体力を消耗する。
それで午前中だけ、お手伝いさせていただくことになった。

今回手伝いしたのは、稲の種まき。
持ち運べるトレーに粘土をしき、その上から水をまき
JA指定の稲の種を撒く。
そしてもう一度、粒状の粘土をかける。

ここ度一段落。

さらにハウスにトレーを持ち運ぶ。
平らにならした地面にそのトレーをならべ、
上から新聞紙をかけ密閉する。

高温になるハウスで稲は芽を出すそうだ。

今で私は稲刈りは体験したことはあるが
種植えや田植えは未経験。

一連のお仕事で時間給を出すという打診があったが
それよりはその方が作られた
桃やリンゴが欲しいとおねだりをした。

このような金銭を介さないつながりは
結いといい、この日本で昔から行われてきた風習だ。

私はこの結いの関係に、心地よさを感じている。
相互に協力し合い、たすけあう関係がこの国に存在するのだ。

私は、このようなつながりが日本にあることを最近知った。
混迷した日本で、誇り高き日本の文化は
脈々と受け継がれればいいと希望を抱いている。


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