2009/10/15

ピンチをチャンスに変える51質問 本田健先生 大和書房

「心配のしていることの多くは実際には起きない」、そして、「心配は素晴らしい人生を受け取らないための抵抗の一つの形態」であること教わりました。 たしかに、心配することや不安にエネルギーを使わなかったとしたら、もっと、クリエイティブなことをやるでしょう。 私なら本を書いたり、歌を作ったり、素晴らしい料理を作ったりすることに、使うと思います。 子供の頃、私は怖がりで心配性でした。 暗いところが怖く、夜トイレに一人でいくのも、出来れば避けたいという子供でした。 お酒を飲んで暴れる父親の問題が、子供の頃の私に暗い影を落としたのかもしれません。 そういったマイナスの感情を振り払うように、大人になって行く過程で、本当は心配性なのに、プラス思考の本の読みすぎで(笑)表面上はポジティブな大人になりました。 でも、何かあるとすぐに、「きっと、悪いことが起きるに違いない」というお腹が締め付けられるような不安 を感じてしまいます。 自分でもかわいそうだなと思うのは、そういう感情があったがあったことすら感知できないほど、当時は心をマヒさせてようやく生きてきました。 10年前の私は、将来を悲観し、軽いうつ状態にあったと思います。 そんな自分に言ってあげたいことは、「心配しないで。人生はものすごくよくなるよ。今では想像できないくらい素晴らしいことがいっぱい起きて、自然と心から感謝できるようになるよ」ということです。

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