2010/03/19

マークフィッシャー1

「成功の掟」たぶん15年前に読んだ。

改訂版が出た。

私は成功とか、サクセスというフレーズに弱い。

漠然とした憧れがある。

なぜはというと、それは子供の頃にさかのぼる。

今SEIYUになっている土地に、ものすごい邸宅が建っていた。

小田大蔵という人物が住んでいた。塀は3メートルはあった。

要塞のような豪邸である。時代の流れに乗り、ビジネスを構築した。

凄いうちに住んでいる人もいるのだな~と子供が頃に思っていた。

15年前友達にアメリカ旅行に誘われた 。デトロイトにとんで、ミシガン州に行く>>>かえりはロスを経由するプランだ。

チケットがあまり行く人を探していると聞いた。

どうしても行きたかった。

ビジネスで成功している人物が世界から集まる会議のオプション付だった。

旅費も破格で許容範囲だった。

私は決めたことは誰にも相談しない。

それぞれ考えが違うからだ。

時間が限れていた。

行くといったはいいが、2日後には成田に到着しなければならない。

私は親に相談することなく、スーツケーに荷物を作り始めた。

もう頭の中は、ミシガン州のベアードさん夫妻と会えることだけだった。

70代とは聞いているが、ビジネスで大成功を収めてアメリガ人がなぜ私と会ってくれるのだろう。

マークフィッシャーの主人公になった気分だった。

フライト当日、雪だった。

2回の屋根からスーツケースをなげた。

雪のため幸いに音はしなかった。

階段の音がしないように、細心の注意をはらう。

家から抜け出すことに成功した。

2回目の家出である。

わたしは親ともめたから家出をするような人間ではないのだ。
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