お父さんの自己改革が始まった。
私のお父さんは、率先して灯油をストーブに給油するようになった。
ついつい灯油を入れる作業は、敬遠しがちだ。
何でかというと、手ににおいがつく。
灯油は浸透力が高いため、素手で扱いうのは健康の面からもあまり良くない。
そんな理由からか、ファンヒーターのピーピーという音で、家族は無口になるのだ。
生理的にも寒いところでと灯油をいれるのは、面倒なことだ。
朝ある事件がおきた、父がストーブに灯油を入れようとした。
給油を終え石油ポンプのホースを戻そうとしたが、その管に石油が残っていた。
ポタポタと石油が床にこぼれた。
部屋中石油のにおいが充満した。
こぼれてしまったのは仕方がないと、お気に入りのアメリカ製の洗剤を登場させた。
ヤシ油が原料のこの洗剤は、灯油の匂いを消すことができる。
それでなんとか事なきを得た。
私のスキルでお掃除はかなり低い。部屋が汚いのだ。
私の小さな悩みである。
たまたま昨日掃除についての書籍を買った。
「目の前のことを綺麗にすれば、意欲もわき普段の生活や仕事にも弾みがつく。」
そんなことが、本に書かれてあった。
私の尊敬する方のお宅は、トイレやリビングなどかなり掃除が行き届いている。
逆に部屋がゴミだらけの住まいにいる人は、決断力に欠ける傾向がある。
いらないものを捨てる、そんなことで人生が変わるのなら是非実践したい。
心に平安を取り戻す簡単な方法の一つに掃除力は、あながち現代人の盲点といいるのかもしれない。
昨年知り合った学生のKさんは、週に一回掃除の日と決めて、部屋のお掃除をするのだという。
私はそんなスキルを持った方から、学ばないといけないようだ。
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