2025/03/04

書籍「モーニングページ」 書く瞑想 ジュリア・キャメロン著

 


モーニングページ(Morning Pages) は、ジュリア・キャメロンの著書『ずっとやりたかったことを、


やりなさい(The Artist’s Way)』で紹介されている創造性を引き出すための習慣です。


これは毎朝ノートに自由に書くことで、自己表現を解放し、内なる創造力を高める方法です。


モーニングページのノートの取り方(手順)

  1. 毎朝、起きてすぐに書く

    • 眠気が残っている状態で、頭のフィルターを通さずに書く。
    • 朝の思考が最も純粋で、創造的な発想につながる。
  2. 手書きで3ページ書く

    • A4ノート3ページ分(またはB5ノートなら4ページ)。
    • タイピングではなく、手で書くことで脳が活性化される。
  3. 「何を書いてもOK」ルール

    • 文章の構成や文法を気にせず、思ったことをそのまま書く。
    • 例:「昨日の夢の話」「今悩んでいること」「アイデアの断片」。
  4. ネガティブな思考もそのまま書く

    • 「今日は気分が乗らない」「昨日の○○が嫌だった」などもOK。
    • 頭の中のモヤモヤを排出することが目的。
  5. テーマを決めない

    • 何を書くか決めずに、とにかくペンを動かし続ける。
    • 「書くことがない」と思ったら、そのことを書いてもいい。
  6. 途中で読み返さない

    • 書いている最中に推敲しない。完璧を求めずに書き続ける。
  7. 誰にも見せない

    • 他人に見せることを前提にしないことで、本音が書ける。
  8. 感情の変化を観察する

    • 書いた後に気持ちが軽くなるかどうかを意識する。
    • ストレス発散や気づきのヒントになる。
  9. モーニングページを振り返るタイミングを決める

    • 書いた直後には読み返さない。
    • 1週間後や1ヶ月後に見返して、自分の思考のパターンを分析する。
  10. 継続する

  • 創造力を開花させるために、最低12週間(3ヶ月)続ける
  • 毎日続けることで、自分の無意識の声がクリアになる。

補足:モーニングページを活用するコツ

「書くことがない」ときもペンを止めない
→ 例:「今日は特に何も考えたくない。でも何か書かないといけないので、ペンを動かし続ける。」

「アイデアの宝庫」として活用する
→ 書いているうちに、新しいアイデアややりたいことが浮かぶことが多い。

「創造的なブロック(Writer’s Block)」を防ぐ
→ 書く習慣が身につくと、執筆やアートのアイデアが湧きやすくなる。

「頭のデトックス」として使う
→ モーニングページを書くと、思考が整理され、スッキリした気分になることが多い。


まとめ

  • 毎朝 手書きで3ページ 書く
  • 何を書いてもOK(ネガティブでも、意味がなくても)
  • 途中で読み返さず、誰にも見せない
  • 12週間(3ヶ月)継続することで効果が出る

モーニングページは 「書く瞑想」 のようなもので、継続することで思考が整理され、創造力が目覚める強力なツールです!

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