2014/06/25

師匠からのお言葉。

自分のやりたい事が分からない。

そこから解放されるには、我々は3段構えで自らの思考を修正してゆく必要があります。

まず第一に、世の中に「正解」があるという思い込みからの脱却です。 我々はもうそろそろ、本当に意味で理解しなければなりません。

それは、「社会には正解は無い」という事です。 そんな事は分かっていると思われるかもしれませんね。

 しかしそれならばなぜ、やりたい事が分からなくなっているのでしょうか? 私が思うに、それは自分のやりたい事にさえ、正解を求めているからです。

正しい人生。 失敗のない人生。 正しい夢。 批判の受けない夢。
こう在らなければならない。 こうしなくてはならない。 我々はいわゆる一般常識的な「正解」にとらわれてしまい、自分の「やりたい」という「欲求」にすら正解を求めてしまっています。

 正しい人生なんてない。 正しい欲求なんてない。 そして正しい夢なんてない。 そんな風に思ってはみるものの、この「正解」というやつは我々の心の根深く残ってしまっています。

 なぜなら、我々は学校教育で、あまりにも「正解」というものに振り回されすぎてきました。 自分の出した答えが、他人の用意した答えに合致しているかどうか。 

この「答えの照合と選別」に慣れすぎてしまったため、 自分のもつ「答え(やりたいこと)」 と 外の答え(一般常識的に「幸せ」とされているもの) を照合させ、判断する癖が染み込み過ぎているのです。

 だからこそ我々は、まずは「世の中に正解は無い」という事をもう一度認識し直すことからはじめなければなりません。 本に書いてあることだってそうです。 

あくまでも著者の「答え」ではあるけれど、「正解」ではないのです。 こうしなければ「不正解」だという事もないのです。 自分のやりたい事の発掘は、まずは自分自身を「正解」から解放する作業からはじまります。

http://kurotaki-showten.com/%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E4%BA%8B/%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E4%BA%8B%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1%E2%91%A0%E3%80%80%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E5%A4%96%E3%81%AB%E3%80%8C%E6%AD%A3/

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