急に落語が聞きたくなった。
古今亭志ん生さんは、私の好きな落語家だ。
登場人物のやり取りが、面白い。まるで登場人物が浮かび上がり、2人のやり取りが始まる。
それでそれでと話の成り行きを知りたくなる。STORYにぐいぐい引き込まれる。
志ん生さんは、はっきり発音しない言い回しも聞きたいと思うテクニックなのだろうか?
私が落語に興味を持ったのは、たまたま購入したカセットテープがきっかけだ。
そのテープに録音されていたのが、志ん生さんの落語だった。
なんとものらりくらりの、あいまいさがとてもいい。
志ん生さんは、何度聞いても面白い。そして新しい発見がある。
話芸は確立すればお金になるという、不思議な職業だ。
彼の人間への洞察、もしくは観察が、面白い作品やを作り上げたのだと思う。
想像力とバーチャルな世界を、声の調子とテンポで作り上げる。
落語には、不思議な魅力がある。
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