2010/04/02

喜田方ラーメン 

 今日のお昼。今日は喜多方ラーメンだ

わたしは自分で料理する。そのDNAが受け継がれている。

高校時代部活から変えると、自分の好きな料理を作っていた。

焼きそばを作ったり、魚を焼いたり、カレーをつくったりしていた。

これは教わったわけでもないし、教室に行ってできるようになったわけでもない。

今日は10分ラーメン。一気に作りあげる。わたしは器用かもしれない。

父も料理を作るのが好きだ。

最近これは、血筋ではないかと思う。

ひいおじいさんは、日本が不況で仕事がないとき 収入源を海外に求めた。大きな決断をした。

家族を養うために、ペルーへ渡った。

日系の人のために食堂をOPENさせた。

言葉も習慣も文化も違う海外で、たった1人で自分のビジネスをもったのだ。おじいさんの商売は順調に行った。

そして成功を収めた。

ひいおじいさんの 小さい頃の記憶は、ひげを伸ばし威厳がある言葉数の少ない人だった。

親の連れられて川俣のひいおじいさんのお宅を訪問する。

その時妙な緊張があった。その理由は分からない。瞳は厳しさと優しさが入り混じっている記憶がある。

グリーンのハッカ飴が、ひいおじいさんの好物だった。

子供にしては、辛いのだがひいおじいさんは そのときだけはニコニコして私にハッカ飴をくれた。

ひいおじいさんが、どんな気持ちで海を渡ったのか。

現地のひとの偏見や誤解もあったことだろう。

単身でわたり寂しい気持ちのとき、どんなことを考えて過ごしたのだろう?

センチメンタルな曲をききながら、そんなことに思いをはせると、なぜか自然に涙が流れてきた。
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