Google Chrome OSは2010年後半にリリース予定で現在開発中のGoogleによる新しいOSです。Ubuntu Linuxをベースにして使えるのはブラウザのみ、という割り切りのものに余計なものは全てとりさってシンプル、高速を売りにしたオープンソースのOSです。
今回試したのはChrome OSのオープンソース版Chromium OSをHexxehが独自にビルドして配布されているChromium OS FlowというバージョンのChromium OSです。DellのLinuxエンジニアにより独自にビルドしてDell2Directのサイトで配布されているバージョンもあるのですが、このバージョンが8GBの容量なのに対してChromium OS Flowの方がサイズが小さく2GBのUSB Flash Driveに収まるのと、Wifiなどもこちらの方がベターという評判だったのでChromium OS FlowをダウンロードしてUSB Flash Driveにインストールして試してみました。
さて、Chromium OS FlowのサイトからUSBに入れるイメージファイルのgzip圧縮されたアーカイブをダウンロードします(307MB)。このファイルをgzipで解凍すると1.8GBのイメージファイルになります。
次にこのイメージファイルをUSB Flash Driveに書き込みます。今回はWindowsマシンで、Image Writer for Windowsというツールを使ってUSB Flash Driveに書き込みました。
LinuxやMac OS XなどUNIXベースのOSではddコマンドを使ってそのままUSB Flash Driveに書き込みできます。詳しくはChromium OS Flowのサイトに解説されていますのでこちらを参照してください。
USB Flash Driveの準備が完了したら、あとはこのUSBドライブでブートするだけです。USBドライブでブートさせるには、HackBook Mini (Dell Mini 10v)の場合には、スリープと復帰をうまく動作させるために通常BIOSのUSB Legacy Device Supportを無効にしているのですがこれを有効にさせる必要があります。あと、HDDよりもUSB Storageデバイスの方がBoot時に優先するようにBIOSの設定を変更しておきます。ここまでできたらあとはChromium OS Flowの入ったUSB Flash Driveをセットしてマシンをブートし、ブート画面でF12キーを押しブートデバイス選択画面に進み、ここでUSB Storageを選択すればOKです。
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