2011/04/20

仙台空港付近の被害の現状。

仙台の佐々木さんのお宅に伺った。
お見舞いも兼ねての訪問だった。
今回の東北・関東大震災は太平洋沿岸の地域をすべて飲み込んだ。
マスコミを通じての情報と、自分の目でとらえるそれとはまるで違う。
佐々木さんは今回の震災を興味本位ではなく、事実としてとらえ自然の脅威を知っておいたほうがいいというごとで、被害の大きな仙台空港付近へ、私を連れて行ってくれた。
東部道路から仙台空港へ車を走らせる。津波が押し寄せた地域は、本当にすべてを破壊していた。
拘束から遠くに見える一面の田んぼは、海水が流れ込みゴミが散乱している。
私は息をのみ込んだ。これは甚大な被害だ。
高速の空港のインターを降りた。佐々木さんのお話しによれば地震直後の空港には家屋が倒壊したたくさんの瓦礫が道路を埋めつくし、異臭がただよるっていたそうだ。
わたしは無意識にその惨状を感覚で受け止めた。
自衛隊の方を中心に遺体が安置所まで運びこまれた。
この津波によってなくなられた方をご冥福をいのった。
また被災され家もなくし、仕事を失った方が避難所生活を送っている。
家族を亡くされて、悲しい想いを感じている方も多いことだろう。
地震によって津波に流された家屋やたくさんの車を報道で傍観者になるのではなく、目撃者として自分の脳その惨状を自分の記憶に深く刻み込んだ。
被災された方の心情をくみとり、その方がもと通りの生活に戻れるよう祈った。
今回この未曽有の津波の現状を目撃できるきっかけを作ってくれた佐々木さん感謝いたします。

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