私はクラッシックにまったく興味がなかった。
聞く曲といえば日本のSuperflyとかブリテッシュ・ロックのクイーンなどが中心だった。
昨年、音楽堂に行ったときあるバイオリニストの案内が目に留まった。
女性のバイオリニストの神尾 真由子さんのリサイタルだった。
この方はチャイコフスキー・コンクールのバイオリン部門で優勝し、世界的にも活躍しているバイオリニストだ。
私はなんとな~く聞いてみようかなと、クラッシック好きの叔父さんを誘い、そのリサイタルに出かけた。
プログラムの演奏曲はビバルディの「四季」という曲だった。
神尾 真由子さんは正確無比な演奏にくわえ、バイオリンの曲ではかなりテクニックを要する、パガニーニなどのテンポの速い曲も引きこなす。
めったに買わないCDもとうとう欲しくなって購入した。
恐らく初めて買ったクラッシックのCDだと思う。
そのCDはパガニーニの曲だ。
冒頭から圧巻される曲調は、聞く人たちを一気に引き込む。
そんなきっかけがあり時々私はクラッシックをきくようになった。
家にあったクラッシックのCD棚を探すと、バッハの曲がたくさんあった。
ヒラリー・ハンは、バッハの曲を演奏するので有名なバイオリニストで、そのCD棚にはパルテーィータという曲のCDがあった。
そのパルティータの曲は構成がすばらしく、すぐに大好きになった。
その後、私はなんと楽譜まで買ってしまった。
クラッシックの好きな友人からたまたま頂いたバッハのCDは、独特な演奏をするピアニストの作品だった。
そのピアニストはグレン・グールドといい、かなりすごい演奏をする。
この方が演奏するゴールドベルグ変奏曲は、軽快で繊細なタッチでバッハの世界を表現する。
そんな感じで私はバッハという音楽家が好きになった。
どれをとってもいい曲で、バッハの書く曲ははずれがない。
彼が書き上げた曲は膨大な量といわれ、多くのクラッシックファンをを魅了している。
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