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EMによる放射能対策の成果
放射能が微生物で消えるはずがない。
学会で発表されたデータが無いなどなどです。
放射性物質は逃げも隠れもしないので計ればすぐわかること、といっても実行する気配はまったくなく、EM関係で証明すれば参考にするという程度のものでした。
その結果、EM研究機構を中心に公的な了解を得て計画的避難地域となった飯舘村で行うことになりました。
当初の目標はチェルノブイリの風下で被災したベラルーシでの成果をもとに1年以内に国の指定している水田の安全基準の5000ベクレル/kg以下にすることにしました。
試験圃場の放射線量は20000ベクレルです。そのほとんどがセシウム137で半減期が30年です。
したがって、自然に放置した場合、30年経過しても10000ベクレル、それが国の基準の5000ベクレルになるにはさらに30年もかかる計算になり、60年も待たなければならないということになります。
そのため、当初は10aあたりEM活性液に20%EM3号を加えたものを100リットル、週に2回散布という方法をとりました。1か月後には放射線量は40%も減少し、2か月後には75%も減少し、当初目標の5000ベクレルまで下げることができました。
その結果は、常識的に60年かかると言われていることを、たった2か月で達成したということになります。そのほか、この実験以外にEM栽培農家や、学校のグラウンド、アスファルト、自宅の庭などなどにEMを自主的に活用している例も多数ありましたので、その結果も参考にすることにしました。
EM農家の放射線量は例外なく低くなっており、栽培された作物は、すべて検出限界以下という結果となっています。校庭のすみに集められた1時間あたり6マイクロシーベルトの土も、2か月後には0.5マイクロシーベルトに下がり、アスファルトの放射線量も半分以下になっていました。
この結果から判断すると、放射線量が10000ベクレル程度であれば、10aあたりEM活性液を100リットル、年に4~5回散布すれば十分であり、農業も畜産もEM栽培やEM飼育にすればすべて解決すると結論されます。
農地で10000ベクレル以上というのはホットスポットか計画的避難区域以外にはほとんどありませんので、EMを空気や水のごとく使うEM生活やEM農業やEM畜産に切り替えるだけですべて解決することが可能です。
高濃度汚染地域においても、EMの施用量を増やし、米ヌカなども併用してEMが増えやすい状況にするだけで解決が可能であり、大がかりな除染はまったく不要ということになります。
このように根本的な解決法が明確になりましたので、以前に述べた南相馬市の鹿島地区の100haのヒマワリプロジェクトも油脂を生産することをやめ、ヒマワリをすき込んでEMで有機肥料化し、次年度から放射能汚染ゼロのEM稲作にチャレンジすることになりました。
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