目の筋肉トレーニング。

 

かき氷製造マシーン「キョロちゃん」。 これ、すごくかわいい。

 キョロちゃんは、おいしいかき氷を作り出すため、肉体を常に鍛えている。

 キョロちゃんが鍛えているところは、目の筋肉。 

私たちはテレビや運転などで、常に目を狭い範囲で動かす生活を強いられている。

 目と脳は直接つながっていているから、とても繊細な体の器官だ。

 最近、私は目の筋力トレーニングに励んでいる。 

キョロちゃんに負けないように、目のトレーニングをしているのだ。

 １．左右、上下、対角線にも目を動かす。

 ２.大きく円を描き、時計回りと逆にも目を動かす。

 ３.屋外に出て、右手の親指をたて、先の対象物と交互に視点を移動する。

 ※３．は野球のイチローがバッターボックスに入る際、バットの先とピッチャーの指先の距離をはかるための重要な儀式になっていることは、有名な話だ。

 このトレーニング10分ほどをすると、初めはかなり目が疲れる。 

だがこれを続けると次第に視野が広がり、視界の情報の処理が変換されるのだという。 

難しく言うと、直列処理から並列処理になる。

 簡単にいえばじっと見るか、ぼっーと見るかの違い。 

この目のトレーニングは、脳の情報の回路を作り、今までには脳にはいってこなかった情報が流れ込んでくる。

 速読においても、この目のトレーニングは最適なのだそうだ。 

また、運動野にも影響を与えるといわれ、今までころかたまった癖を変換できるきっかけにもなると感じている。 

普段使わない筋肉の弛緩は、神経や肉体にはとても素晴らしい効果を発揮すると思う。

 この夏、キョロちゃんに見習って、目の肉体改造したい。


 終わり。