「脳内麻薬」という本。依存症のメカニズムが書かれてあります。
快感物質が出る箇所に電極を差し込み、ボタンを押すと快感物質が出る装置 これをネズミの脳にセットした実験。
ネズミがボタンを押す回数は一日7万回を超えたそうです。
ネズミは食べることや生殖行動をとることなく、快感を得るためにボタンを押し続け最後は死んでしまいます。
タバコやお酒は努力なしに快感物質を脳にもたらしますが、その感覚は次第に鈍くなり、量が増える傾向にあります。
タバコは15秒で快感物質が出るので、手軽ですが麻薬性があります。
自分の知らない箇所で、無意識に快感物質が出たりそれを抑制する物質が出ているそうです。
タバコひと箱で、脳内で200回興奮と抑制の物質だていると知り、恐ろしくなりました。
この本で、私は30年吸っていたタバコは吸わないようになりました。
病気で一番多いのが依存症だとはあまり知られていません。
著者の中野 信子先生はメディアでも有名な方だそうです。
この本のすすめします。
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