2024/10/01

NLP リフレーミング 記憶の塗り替え ストーリーでトラウマを消す心の消しゴム

NLP(Neuro-Linguistic Programming)とは? NLP(神経言語プログラミング)は、

1970年代にアメリカの心理学者リチャード・バンドラーと 言語学者ジョン・グリンダーによって提唱された

コミュニケーションおよび自己改善のための心理学的手法です。 

NLPの手法でリフレーミングというがあります。

記憶の塗り替えができ、心のトラウマを消しゴムのように消すことができる 魔法のような心のクリーニング方法があります。 

NLPを使ったリフレーミング

:トラウマを乗り越えるストーリー 登場人物: 

アリサ(30歳の女性。過去の出来事が原因で自己肯定感が低く、人前で話すことに恐怖心を抱いている。) 

エリック(NLPのコーチ。アリサのトラウマを乗り越える手助けをする。) 

設定: アリサは子供の頃、学校での発表会で失敗した経験がトラウマになっており、今でも人前に立つと緊張し、自分が恥をかくのではないかという恐怖に襲われる。

そのため、職場でのプレゼンテーションが大きなストレスとなり、キャリアアップのチャンスを何度も逃している。 

シーン1:トラウマの引き出し 

エリック:「アリサさん、その発表会の時のことを思い出せますか? その瞬間を一緒に見てみましょう。まるで映画のワンシーンを眺めるように、あなたの目の前にスクリーンを想像してみてください。」 

アリサはゆっくりと目を閉じると、心の中に子供の頃の自分の姿を思い描く。ステージの上で声が震え、周りの生徒たちが笑い、彼女の顔が真っ赤になっている。そのシーンを再び目にして、胸が締め付けられるような感覚を覚える。 

アリサ:「今でも、まるで昨日のことのように鮮明に覚えています……」 

エリック:「大丈夫です。そのシーンをもう一度見ながら、あなたが感じているその感情を少しだけ取り外してみましょう。

まるで映画の画面の外に立っているように、あなた自身はスクリーンの外からそれを見ているだけです。」 

アリサは一歩引いて、ステージの上の「小さな自分」を少し離れた位置から眺めるように想像する。 

シーン2:記憶の塗り替え 

エリック:「アリサさん、今からリモコンをお渡しします。色や音量を自由に変えられるリモコンです。まず、そのシーンの色をセピア調やモノクロに変えてみましょう。」 

アリサはイメージの中で「小さな自分」を見ながら、色を薄くし、周りの背景をモノクロにする。すると、全体の雰囲気が少し軽くなる。 

エリック:「次に、その笑い声のボリュームを小さくしてみてください。まるで誰かが笑い声をリモコンで静かにしたように……。」 

アリサはイメージの中でボリュームを絞り、笑い声がだんだんと遠く、静かになっていく。 

アリサ:「あまり気にならなくなりました……」 

エリック:「よし、次は楽しい音楽を追加しましょう。あなたが好きなコミカルなBGMを流してみてください。どんな曲がいいですか?」 

アリサ:「うーん、『道化師のギャロップ』とか?」 彼女が音楽を頭の中で再生すると、重々しいシーンが一転して、まるでコメディ映画のような雰囲気に変わり、子供の頃の自分の失敗も「ちょっとしたハプニング」のように見えてくる。 

エリック:「素晴らしい! では、次は周りの人たちの表情を面白い風に変えてみましょう。例えば、みんなに道化師の帽子や大きなサングラスをかけさせるとか。」 

アリサのイメージの中で、クラスメイトたちがピエロのような服を着て、馬鹿げた顔をして笑っている。その光景は、もはや怖くも恥ずかしくもなく、ただ滑稽に見える。 

シーン3:リフレーミング - 新しい意味付け 

エリック:「では、今のその映像を見て、あなたがその瞬間にどんな意味を見出すか考えてみましょう。これまでは『失敗』や『恥』の象徴だったかもしれませんが、今はどう見えますか?」 

アリサは目を閉じたまま深呼吸し、もう一度そのシーンを思い浮かべる。モノクロで、コミカルな音楽が流れ、ピエロのような服を着た子供たちが笑っている。そして、ステージの上で戸惑っている「小さなアリサ」がいる。 

アリサ:「今は……ただの、子供の頃の一コマに過ぎないと感じます。自分を責めるような出来事ではなく、みんなが一緒に笑える瞬間の一つだったんですね。」 

エリック:「その通り。人は時に失敗するけれど、失敗こそが成長の証です。そして、あなたがこれまで『失敗』と思っていたものは、ただの『学び』や『楽しい経験』に過ぎなかったんです。」 

シーン4:新しい記憶のインストール 

エリック:「アリサさん、今度はその『失敗のシーン』をポジティブなイメージに変えて、脳に新しい記憶としてインストールしてみましょう。さっきの小さな自分に近づいて、『よくやったね』と言ってあげてください。」 

アリサは想像の中で、子供の頃の自分の前に立ち、そっと微笑みかける。 

アリサ:「大丈夫、よくやったよ。これも全部、あなたの成長の一部だから。」 その瞬間、小さなアリサが微笑み返し、満足そうに頷く。そのイメージが光に包まれ、心の中で優しく消えていく。 

シーン5:未来への変化 

エリック:「これで、新しい記憶があなたの潜在意識にインストールされました。次に人前で話すとき、あなたはもっと自信を持てるはずです。その時の自分を想像してみましょう。」 

アリサは目を閉じ、今度は職場でのプレゼンテーションのシーンを思い描く。自信に満ちた自分が、堂々と話し、周りの人たちが彼女を興味深そうに見ている。 

アリサ:「……前ほど怖くないです。むしろ、話すことが楽しみになってきました。」 

エリック:「素晴らしい! 今度はそれを実生活で実践してみましょう。

あなたの新しい記憶は、これからの行動を支えてくれますよ。」 まとめ NLPのリフレーミングと記憶の塗り替えは、過去のネガティブな出来事に対する感情や意味を変え、

新しいポジティブな意味を持たせることで、未来の行動に変化をもたらす強力な手法です。このストーリーでは、アリサが過去のトラウマをリフレーミングし、

自己肯定感を高め、恐怖心を消し去って新しい自分を見つけました。 この手法を使って、あなた自身も過去の記憶を「再編集」してみてはいかがでしょうか?

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