2012/04/07

ActionJapanに陶芸家の鈴木さんが掲載!

 ActionJapan.http://actionjapan.jp/article/img/2012/04/06/838/2454.html

福島県北部、蛍と桃の町桑折町。飯坂温泉から車で約10分の、一面に広がる果物畑に面した通りから少しはずれた、小さな山の斜面の途中に桃やりんごの木灰を原料にした焼き物を作る鈴木徹さんの工房「桃山房窯」がある。

 鈴木さんは大学卒業後、都内にあるメーカーの営業職についた。でも当時のバブル経済の浮かれた雰囲気になじめなかった。地に足がついていないように感じたのだ。

 同じ頃、仲のよかったいとこが、20歳の若さで亡くなった。鈴木さんは改めて「人は死ぬ」のだと実感。「ならば、いつ死んでも後悔のない生き方をしたい」会社を辞め、当時習っていた陶芸の道に本格的に進むべく、石川県の九谷焼の窯元の元に内弟子に入った。

25歳の時である。内弟子は、師と生活をともにする。九谷焼の伝統を受け継ぐ師の松本佐一氏のライフスタイルから、価値観や物の見方、陶器のアイデアの出し方を学んだ。その後、兄弟子にあたる笠間焼の寺本守氏の元で修行する。

陶芸と向き合う時は、常に「後世に残るものを作っている」という意識がある。古くは縄文時代、弥生時代から残っている焼き物。「もしかしたら自分の作品も2000年先まで残るかもしれない」という思いで作品に向き合っている。「先人から受け継いだ技術を次の人に受け渡す」伝統を九谷焼、笠間焼の二人の師から学んだ。

「いいものを作り続けていこう」と思うようになった。

鈴木さんの作品「にぎり地蔵」は、以下のサイトでお求めいただけます。
http://tozanbo.com/jizo/



武田 よしえ

コメント>>

私も握り地蔵買いました。先日鈴木 徹さんの作られた湯のみ茶碗も購入。
とても温かみがある作品で、とても気に入っています。

Posted by Picasa

0 件のコメント:

コメントを投稿

メルマガ「ダ・ビンチのつぶやき」

メルマガ購読・解除
 

Power Stoneの世界。

Power Stoneの世界。
妹的ブログ

フォロワー

Twitter