2012/08/05

SMAPが復興のビデオメッセージ。




8月5日(日) 第28回霊山太鼓霊山太鼓まつりが福島県伊達市霊山町霊山中央公民館で盛大に行われた。

霊山太鼓は350年の歴史を持ち、太鼓の叩き手は町の人口の1割、約1000人に及ぶ。

今までこのお祭りは町のシンボルである霊峰霊山のふもとで行われていた。






実は昨年、震災による放射能問題で会場である霊山子どもの村が使用できなくなった。

会場の確保が困難なため「第27回の霊山太鼓祭り」は中止が決定した。

しかし、なんとか太鼓まつりができないかという有志の提案で、太鼓祭りが急きょ行われることとなった。

本来のお祭りの基本に立ち返り、太鼓が好きな人が集まってなんとか霊山太鼓まつりができないかが、実行委員を中心に話し合われたそうだ。

その計画が持ち上がったのが、太鼓まつりの3か月前。

イベントの後援を全くつけない異例のスタイルで準備が進められた。


霊山太鼓の有志には何とか町を盛り上げ太鼓を楽しみたいという純粋な思いがあった。

その熱い思いは、さまざまな人々を巻き込み昨年の大会の開催につながった。

昨年の第27回の霊山太鼓祭りは動員も少なく、決して内容の濃いものではなかった。


しかしその経験は今回の太鼓祭り生かされた。

私はお祭りのプログラムを見たときに、こにイベント企画はどこか広告代理店へ依頼したのだとばかり思っていた。

だが、プログラムの構成はすべて実行委員を中心につくられたもので、進行の流れは非常にスムーズで参加された方をうならせた。

プログラムの内容も太鼓以外の要素がふんだんに盛り込まれた。

新たのプログラムに加えられた創作太鼓やフラチームのジョイント、お笑いの漫才などは、多くの方を喜ばせた。

夜のフィナーレに進むにつれて、霊山太鼓の会場はどんどん人が集まった。

その後ステージにはスクリーンが設置され、芸能人によるビデオメッセージが流された。

フジテレビの協力のもと、多くの芸能人のかたが復興支援のメッセージに参加。

中でもみんなを驚かせたのは国民的アイドルSMAPのメンバーひとり霊山太鼓祭りに温かいメッセージだった。

SMAPのビデオメッセージのサプライズはお祭りに参加した方だけでなく、主催を企画した実行委員も知らされていなかったそうだ。

最後にビデオメッセージは伊達市市長からの霊山太鼓に参加した方への素晴らしいプレゼントとなった。


最後のフィナーレは参加者全員が一体となり、霊山太鼓は伊達市の夜空に響き渡った。

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