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■“イケメン”の力で復興機運盛り上げ 「福島に100年後も続く文化」
東日本大震災からの復興機運を男たちの歌や演技などで盛り上げようと、パフォーマンス集団「ロメオパラディッソ」の旗揚げ公演が16日、福島市公会堂で開かれる。
メンバーらは「100年後も続く文化を福島に創りたい」と、意気込んでいる。(大渡美咲)
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企画した飯舘村出身のプロデューサー、佐藤健太さん(31)は震災後、自身も避難しながら復興支援に携わってきた。
「復興に向けて頑張っている女性は多く、男性ももっと頑張らないといけないと思った。
男性版宝塚のような舞台で、福島にまた来たいと思ってもらえる名物をつくりたい」と話す。
ロメオは「ローカル・メンズ・オーガニゼーション(地方の男性の集まり)」の略で、「パラディッソ」はイタリア語で「楽園」の意。
佐藤さんらは、運営資金をインターネットで募り、約200万円を集めた。
パフォーマーのリーダー、SHIGEさん(25)らと全国から出演者を募集し、歌やダンス、脚本などを得意とする17~47歳の男性33人が集まった。
旗揚げ公演は、歌やダンス、音楽や映像を組み合わせたオリジナルのコメディーミュージカル。
震災直後の福島の様子を感じてもらえるような演出もしているという。
いずれは、震災の記念館を併設した常設シアターを福島市内につくるのが目標だ。
「若い世代の力を生かしてみんなが来たいと思える福島にしていきたい」。
佐藤さんらは“イケメン”たちの力で被災地を盛り立てようと、練習に励んでいる。
旗揚げ公演は16日午後2時と7時の計2回。
一般3500円、学生3千円。
問い合わせは、ふくしま新文化創造委員会
(電)024・502・4530。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131113/fks13111302020000-n1.htm
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