
震災後、津波や放射能の被害により、多くの被災者のかたが移動を余儀なくされた。
3月は、私の町においても本当にめまぐるしい変化を遂げた。
ガソリン不足、水道の断水など、ライフラインにも影響があった。
また多くの被災された方が、体育館や公民館を利用した。
町内では見知らぬ人であっても、元気にあいさつが交わされた。
今日ある女性が本宮から訪れてくれた。
以前、水道が断水しその後復旧した。
私は自宅のお風呂を皆さんに開放したことがあった。
今日訪れた女性は、私がお風呂を開放したときに、声をかけた方だった。
その女性は本宮の仮設に入ったことをわざわざ、私に知らせてくれた。
私が声をかけたことをずっと覚えてくれていたのだそうだ。
そのお礼にと、本宮のお菓子を届けてくれたのだ。
少し誇らしい気持ちになった。
これから、我が町もさまざまな問題により、危機がまた訪れるかもしれない。
そういった危機的な状況でも必ず人と人を結び付ける絆を信じたい。
今回の出来事は、心にある見えない絆を実感することができた。
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