電気新聞より。
既存技術より簡易に河川やプールの放射性セシウムを除去する手法を、東京工業大学発のベンチャー企業 「ニューサック」 （東京都目黒区、常磐井守泰社長） が開発した。 特殊溶液で染色した布や段ボールを放射性物質で汚染された河川などに入れておくと、水中のセシウムを高効率に吸着する。 吸着能力は除染作業に用いるゼオライトを上回るという。 常磐井社長は特殊溶液で染めた布などの効果について 「河川の源流となる沢に入れておくだけで森林の除染に役立つ」 と太鼓判を押している。
開発した手法は青色の特殊染料に含まれる 『ターンブルー・ブルー』 と呼ばれる分子を用いるもの。 この分子がセシウムを絡め取るのに適していることを常磐井社長が探し当て、それで染めた布を汚染水に入れておいたら 「検出限界値以下までセシウム濃度を下げられた」 （常磐井社長） という。 （本紙１面より抜粋）既存技術より簡易に河川やプールの放射性セシウムを除去する手法を、東京工業大学発のベンチャー企業 「ニューサック」 （東京都目黒区、常磐井守泰社長） が開発した。 特殊溶液で染色した布や段ボールを放射性物質で汚染された河川などに入れておくと、水中のセシウムを高効率に吸着する。 吸着能力は除染作業に用いるゼオライトを上回るという。 常磐井社長は特殊溶液で染めた布などの効果について 「河川の源流となる沢に入れておくだけで森林の除染に役立つ」 と太鼓判を押している。
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